ネタの宝庫!中国の空を飛ぶ日本人男性CAのブログ

ふぁんいんでんじー!中国と日本の空を飛ぶ日本人男性客室乗務員です。。中国・CAあるあるから辛口トピックまで発信中

外人クルーの葛藤

現在の会社へ入社した時、中国語は多少勉強したことがあったのでそれを生かせるつもりでいたものの、実際中国語だらけの環境となるとあまり通用せず、自己紹介だとか旅行会話の域を出ないごく簡単なレベルでしかなかったのだと思い知らされた。

しかし、基本的に海外の航空会社での日本人乗務員というのは、日本路線における日本人客対応であるから、英語なり会社の本国の言葉が話せないと仕事にならない。何か問題が生じた時の日本のお客さんへの通訳をする他、日本語アナウンスなどもあるし。

僕の会社の場合は、中国語学習歴が一切なくとも入社してから勉強すればいいスタンスだけど、結局は社内共通語の中国語ができないととても困るし、自分がつらい!

 

機内会話というのは、割と基礎の文法知識で事足りるけれど、航空用語やら、出入国・ビザ関係から免税品関係などややこしい込み入った説明が必要な状況も多い。

また、教科書で学ぶような一番標準的な中国語と、同僚たちの話す普段の中国語、そして仕事上の省略した言い回しなど、それぞれ語彙が微妙に異なるのも慣れるまではハードルになる。

他の日本人クルーとの乗務であればお互い助け合うこともできるが、日本人ひとりだけで乗務するフライトなど恐怖でしかなかった時期も、、、、

 

思うように言いたいことを言えない事があっても、困った時には英語を使うなり漢字を書いて筆談するなり、自分でどうにか工夫するしかない。しかし、漢字だからと言って全て意味が同じわけではなく勘違いもしばしば、あまり英語の話せない同僚とペアになることだってある。つまり、常にコミュニケーションに不便がある中での仕事。

今は困らないけど、以前は周りの同僚たちが外人である僕への歩み寄りや配慮なくみんなでいつも通りのネイティブスピードの中国語で話していると、完全に孤立していた笑 あまり外人クルーと飛ぶのが好きではない同僚ばかりに当たると本当に本当にこんな感じ!さらに、上海人ばかりのフライトでクルー同士上海語で話し出された時にはもう何もかも聞きとれない!上海語は今でももちろんできないし、というか今後も勉強する気など皆無ですが。

 

多少時間がかかるかもしれないけれど、ゆっくりなら中国語を使って全て自分で完結させられる仕事でも、「もういいや俺がやる」と他の人に奪われて、できるのになんでやらせてくれないのかと思いながら、根拠のない自信がさらに奪われ極度の自信喪失に陥ったり、、、笑

語学面で支障があると、共通語を母国語とする本国人の中では立場が低いので、本当は他の人の失敗なのに「どうせあの日籍(日本国籍の略)じゃない?」といつの間にか責任をなすりつけられたこともある。

違うと主張しても、もうどうでもいいからとにかくお客さんに謝ってくるように強制されたり、、、日本人で中国語わからなかったからと言えばお客さんも仕方ないとそれ以上何も言ってこないから事が収まるという仕組み!うまく利用されています泣

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言葉さえできれば、言い訳ではなく誤解をきちんと解けたのに、、、と悶々としたままフライトを終えた後の後味の悪いこと。そして、何の役にも立てない不甲斐なさでいっぱいになってしまう。正しく相手に理解されないまま悔しい思いをすることは数え切れない。残念だけど。でもある程度は仕方ないと思う。

中国人の中で絶対的マイノリティーなんだから、そりゃあ大変なことだらけなのは当たり前。 ダメで元々!過ぎたことだし気にしないで気分転換に酒でも飲むか!!と明るく過ごす事の方が大切!

もちろん更なる勉強は不可欠だけど、それ以上にこうしたメンタル面の切り替えができるか否かは、海外で働く際にはかなり大切な要素じゃないかと思う。 

この会社に来るまで、言葉の通じない環境に身を置くことがこんなにも苦しいんだと想像だにしなかったし、嫌なことの絶えない生活ばかりだけど、海外での就職というのは以前から希望していたことだし、それが運良く叶って貴重な経験をしていると考えるようにしないと。というか、そう思わないと今の心労の多い仕事やってられないかも、、、、

 

でも、まだ辞めてないし好きな仕事なんですけど笑

眠りの達人

えー、わたくしのような青二才ひよこCAが、採用試験だのCA論だの語るなんて100年早いのは承知の上ですが、時々CA受験に関する記事も書いていこうと思っています。

受験に正解も不正解もないし、この仕事や生活についても十人十色。なかなか言葉にするのは難しいけれど、受験中に描いていた事と飛び始めてから感じる事というのは、かなりのギャップ・カルチャーショックがある。でも、意外に「あれ?なーんだこんなもんか」という発見もあったり。

 

ふとした時に思いつくCAに向いている人について!まずはじめに思いつく何よりも大切だと思うのが、「どこでもすぐに寝れる人」!笑

受験にすぐに役に立つような事柄ではないけれど、全然眠れない人で客室乗務員になりたい人(もしくは眠れない現役さん)は、きちんと睡眠を確保する環境つくりとか、夜すんなり眠れるような生活習慣を身に着けるとか、一度見直してみるのもいいかと。


なぜ寝れることが大切なのかと言えば、他の仕事以上に睡眠のコントロールや体調管理が客室乗務員には不可欠だから。当たり前だけど航空会社は交通機関なので、その運航を担う乗務員の体調管理は何を差し置いても重要。安全にも直結しますし!まあ、客室乗務員というのは、実際は慢性的な寝不足なんですけどね、、、笑

どんなフライトスケジュールなのかは各社様々だけど、短距離長距離どちらもあったり、時差があったり、超早朝便や深夜便(翌朝帰り)があったり、どんなエアラインでも共通するのは、[客室乗務員]=[不規則なシフト制肉体労働]という点。ステイの時にはホテルを利用するから、少し環境が違うだけで熟睡できないような神経質な人にも不向きな仕事かも。

好きでないとやってられないし、僕は人にはお勧めしません。

 

実際の機内での仕事においては無駄な時間を省き効率よく動くとか、他のクルーとの意思疎通や呼吸を大切にしたりとか、いろんな工夫があるけど、それ以前にフライトをこなすという乗務員の生活面全体では、いかに体の負担を減らすかという意識が大切なんだと思う。「休むことも仕事のうち」と訓練中に教官に教わったけど、飛べば飛ぶほど、疲れれば疲れるほど、その意味がよくわかる。なるほど!

長距離国際線の機材には、クルーが交代で乗務するためクルー用の仮眠スペースが備えられているが、短中距離専用の機材だとそうしたスペースはない、ギャレーのクルー用シートに座って軽く休憩する程度。往復の間の時間を利用して30分くらい仮眠をとることもあるけど、実際には本当に寝ていなくとも、目を閉じてゆっくりするだけでもそのあとの疲れがやっぱり違う。また、フライトの時は会社と空港まではクルーバスが手配され、このバス移動の短い時間も貴重な時間だ。

 

僕の場合、フライトの前の日にはゆっくりして体も準備しようとしても、実際はなかなか眠れない事が多い。翌日がどんな時間の出勤であってもそれに合わせて前日にちゃんと寝れる同僚や友人がうらやましい。

寝れない人はなおさら、ちょっとした隙間時間であっても仮眠を取るなり、目をつむるなりして体を休めないと!!だから、子供のころから友達とのお泊り会や修学旅行ですぐに寝れる子がいたけど、今思えば客室乗務員に向いているタイプの人かも??それか、夜勤のあるホテルとか病院とかも?

 

いつでもどこでも寝れる人って、この仕事をする上ではとても活きる特技なんだなと仕事をしながら実感する日々です。

寝ることならだれにも負けない達人、眠り姫?眠り王子?ぜひ空へ!

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マオタンの話

マオタンというのは毛毯と書き、中国語で毛布のことを言う。

ある日のフライトで、毛布が汚れていたため変えてほしいと日本のお客さんからリクエストがあった。飛行機で配られる毛布が汚れてるなんて??と思うかもしれない。

だが、飛行機は一日に何本もフライトを飛ぶ。国内線のみならず、国際線であっても近距離ならば、午前中・昼・夕方・深夜それぞれの時間帯で往復、合計8フライトくらい飛ぶこともある。

そして、ひとつの飛行機に搭載される毛布は基本的にその日一日中全てのフライトで使う。(長距離線での小包装になっているものはこの限りではないが)そのため、知りたくない事実かもしれないけど、一本目のフライト以降は全て使い回しになる。

見た目は綺麗でも実は汚いかもしれない。


そして、中国のお客さんは食事の取り方が非常にワイルドな方が多いので食べこぼしが付いていることは日常茶飯事!笑

それゆえ、我が社をはじめとしておそらく中国系航空会社のマオタンは日本の空と比べると汚れている可能性が大なのです、、、

こういうとイメージが悪くなるかもしれないけど、中国では割と豪快に勢いよく食べることが良しとされているのか?

静かに音も立てず、細かい作法に注意しながらお米の一粒まで大切にいただく日本の感覚とはまた違うので、食べ方が汚いなどと思わずに(いつまでたっても慣れないけども)これも文化として受け止めるしかないのかなと。

 

さてさて、汚れていたマオタンとはいえ、これはこちらで気づいてどこかでのタイミングで予め除けておくべきところ見落としてお客さんに渡してしまったので、完全にこちらの落ち度。

改めて綺麗な毛布をお客さんの元へ届けるはずが、、、女の子の中国クルーが、折り目も合わせず適当に畳んだ毛布を仕上げにくるくるくる、寝袋みたいにして渡しに行くではないですか!

しかも、無言で「んっ!」と後ろから。

 

いやいやいや、不愛想すぎだろ!友達に毛布渡すんじゃないって!お客様の毛布!

しかも一度汚れが付いたままのものを気付かずに渡すという粗相があったにもかかわらず、、、

それに、お客様になにか物を渡す時は、きちんとお客様と対面してお顔が見えるよう体の向きを変えてからでしょうが!!!

 

やれやれやれ、、、

幸いこのお客さんは、中国とはどんなものなのか、この適当な感覚をよく分かってらっしゃる方で、僕が気づいて失礼しましたと声をかけたところ、「いいよいいよ、ハッハッハ〜お兄さんも大変だね〜ははは〜毛布ありがとう!」と言って下さったのでホッとしましたが。

 

そう、大変なんです!

中国で中国人に囲まれて日本人として日本人へサービスするのって!

今日も明日もめげずに尻拭いに精を出します、、、

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まあ、逆に日本人の僕らを助けてくれることもあるのでお互い様なんですけどね。

日本の空に男性を!!

https://withnews.jp/article/f0170809001qq000000000000000W06o10301qq000015657A

最近、同僚・後輩や他社で飛んでる男性の友人と話題になった記事。ぜひ上のリンクを読んでいただきたいですが、簡単に一部文面も下記に抜粋しておきます。

海外系の航空会社では、男性のキャビンアテンダント(CA)が普通にいますが、全日空ANA)や日本航空JAL)は女性ばかり。ジェンダー法学の専門家は「男性がここまでいないのは異常」と評します。男性は採用していないのでしょうか? 各航空会社を取材しました。

女性CAばかりの状況について、ジェンダー法学が専門の三成美保・奈良女子大副学長は「男性がここまでいないのは異常です。CA職の基本は保安要員なのに、保安業務はめったに起こらないから、サービス業務が主に見えてしまうのです」と話します。

 「客層のあり方も今は変わっていて、ビジネスの女性客も多く、家族連れも増えました。かつてのような男性客を想定した女性のCAという対応関係はもはや成り立っていません」と話したうえで、「問題は女性がやると必ず賃金が下がるのです。そこが大きな問題です」と指摘します。

 

なぜJALANAは、専門職の男性客室乗務員を採用しないのか!何度も何度も考えてきたこの問題についてまとめられているので、少しでも多くの人に周知されるきっかけになったらと思う。

また、これまでに昔のJALを知る方々数人とお会いし直接お話を伺う機会があったので、そこからも日本の異常なCA採用の現実と理由が少しでも掴めるかもしれない。特に客室乗務員を目指す人には、男女ともにぜひ考えてもらいたいテーマです!

 

正式に会社が発信してることではなく人から聞いたことだと予め断っておくが、こちらの記事でも触れていたように、僕が把握していた範囲でも人件費削減という背景があるのは事実のよう。

僕が聞いたお話では、70年代にボーイング747型機-いわゆるジャンボ機-を導入する際のJAL社内で、大輸送時代を迎えるに当たりチーフパーサーなど機関要員としての男性客室乗務員の必要性がさけばれ始めた。

そして、非常に差別的ではあるけど、女性にはこのような重要な職務が務まらないとの風潮もあったんだとか。記事内では51年に初めて採用したとあるけど、より男性採用が活発化したのはもう少し後のことになるのか?男女比などの詳細はわからないが、いずれにせよジャンボ導入というのが大きな契機になったようだ。

 

ところが、実は男性を大勢雇うにはひとつデメリットがある。それは人件費が高くなる一方だということ。

女性の場合は、結婚・妊娠・出産といった大きなライフイベントをきっかけに退社される方も多い。まあ、どんな業界に限らず。

けれど、男性は?こうした転換期の有無に関わらず女性と比べれば辞める人が少なく、必然的に勤続年数も年齢もあがっていく。パーサー、教官、管理職、、、と昇進もするだろうから給与水準も比例して高くなってくる。人件費を下げるのが難しくなるのは当然かも。

人件費の問題だけではないが、様々な理由や時代背景により男性から女性にシフトされ、今となってはCAと聞いて男性をイメージする人はほとんどいないだろう。

 

記事内にあるように、国内の男性CAを取り巻く環境は少しずつ改善されてはいる。夢があるのにその夢は理解に苦しむ慣習によって阻まれており、悲しく悔しく、憤りも感じてきたから、その点は一条の希望の光だ。

今後より一層状況が好転し、いつか転職を考える際に男性の自分でも日系大手を気持ちよく受験できる日がくることを願う。

 

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男性もいた方が仕事そのものだけでなく、職場環境もかなりよくなると思うんだけどなあ。女性しかいないって、、、恐ろしすぎる!

そりゃ日常的なマウンティングやイジメ、はたまた要注意パーサーリストが出回ったりしますよね。まさにバラの園。

いつまでたってもお上は変わらないというか、因習的で改革改善の少ない様子はまさに歴史の長い大手企業病の典型。時代は変わっている。JALANAにはもっと時代に追いついてほしい。

シニョン族

これまでかれこれ10社以上は客室乗務員採用を受けてきて、ラッキーなことに某国内エアラインと現在の会社から内定をもらい、日本脱出を選び今に至るわけだけど、CA採用試験というのは異様な雰囲気がある。

そんな面白い?CA採用あるあるについて。

 

当たり前と言えば当たり前だけど、エアラインの採用試験は航空会社オフィスで行われることが多いため、空港が集合場所となることもある。

ある中規模の国内系の試験では、羽田のレストランのある階に集合になり、時間になると担当の方がバックヤードのオフィスがあるエリアに案内してくれたこともあった。 

 

さて、そうした試験の日に早めに到着すると、あっちでもこっちでもシニョン族がいるのにる気づく。

お土産エリアをふらふらと歩いていたり、飲食店で応募書類やノートを見返していたり、同じ会社を受けるお友達同士でお茶してたり、、、

これは、貸会議室やホテル宴会場を使って行う外資系の面接会場でも同じ。会場そばのカフェでノートを広げるシニョンさんか、スマホ片手(地図?)どこか場所を探している様子のシニョンさん、こんな人がいたならば、それは確実に同じ会場へ向かう受験生。

次から次へとシニョンさんがあちこちから現れる光景はそれはそれは異様。周りの人もなんなんだろうこの人たちは?と言った感じでよく見ている。

空港だとなおさら。制服姿の地上職員や客室乗務員でもないのに、しっかりメイクにシニョンのまとめ髪ときたら、ほぼ100%受験生ではないかと。

いたるところにシニョン族がぽつぽついるのは本当に変な感じだし、それが例えば新卒のリクルートスーツだと、面接や説明会を終えて一斉にどこかから出てこようものなら、きっとそれはまるでアリの集団のように見えるだろう笑

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皆さんが空港を利用したときにスーツのシニョン族と出くわしたならば、それはCA受験生かもしれませんね。

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ハリボテ飛行機??にみる中国の姿

中国での軍事パレード、ご覧になった方も多いのでは?去る8月1日、中国では建軍節という法定休日だそうだが、それに合わせたパレードらしい。様々な意味合いを込めたものだろうけど。

こういった国家行事や軍事的なイベントがあると、中国の人はそのニュース記事や動画(例えばこのような→微博)をシェアしたり、今回だと「建军节快乐!(建軍節おめでとう!)」とつぶやいたりしている。メリークリスマス!みたいなごくごく一般的な感覚?と思えるほど当たり前のように発信しているのが目に留まる。日本の感覚からすると少し変な感じ。

少し話は違うけれど、同じように誰もかれもが異様な勢いでSNSでシェアしていたなあ、とふと思い出したのが、もうゴールデンウイークのことなのでかなり前だけど、中国国産旅客機C919の初飛行。

連日うるさいくらいメディアで報道され、SNSでも目にして、もううんざり!笑

 

その上、当日は上海浦東空港を発着する飛行機スケジュールが大荒れ、僕も漏れずに被害を受けた一人。

というのも、1時間程度のテスト飛行だったにもかかわらず、万全の体制をキープすることが優先され、滑走路一時的閉鎖、フライト離着陸制限があったからだ。

国产大飞机C919起飞瞬间-央视新闻的秒拍


まあ、なにしろこの初飛行は、海外メディアに対しての初お披露目、いい印象を与えるチャンスなので中国国内では一大イベントでてんやわんやだったことでしょう!計画の全てを滞りなく遂行するために、空港閉鎖は不可欠だったんだとか、、、、

お上がダメと言えば飛べないので、機内に缶詰め状態。何時間遅延したんだっけ、、、おめでたい日なんだろうけど、関係のない者にとって迷惑以外の何物でもない

 

さて、このお披露目イベントを控えてほぼ毎日C919の開発進捗状況など目にしていたわけだけど、大型大型!といつも言うその大げさな表現には驚きを隠せなかった。さすがは中国!

今の時代200・300人乗りの飛行機はゴロゴロあるし、500人程度乗れる巨大な飛行機まであるわけで、、、C919はB737A320と同じ主に短距離路線を担うやや小型の飛行機であるから、「国産大型飛行機初飛行」と大々的に報道されるとこちらがシラけてしまう。中国得意の誇張がまあ激しい。

まあ、プライベートジェットなんかよりは大きいし、厳密な定義上はC919のスペックから大型機にカウントされるのかもしれないけど、、、

 

ちなみに、中国メディアと海外メディアでは、報道に対する温度差が顕著に現れており興味深い。
国内では、中国の航空機産業が大変優れており、欧米勢と互角に戦えるレベルを備えているということを前面に押し出しアピールしている。中国の航空機産業の技術を以ってしてついにこの飛行機が完成し、待ちに待ったこの吉日が云々、、、
その一方、海外メディアは、すでにある程度の受注を得ているものの、ほとんどが中国国内や東南アジアの後進国からの受注であることに触れている。また、エアバスボーイングの二強のシェアを大きく揺るがす存在ではないとまで言い切るメディアもある。

 

何か始めるときは豪華盛大に、中身は後回しでとにかく外見を飾る、時には平気な顔して嘘八百並べるのが好きな国なので仕方ない。少し大げさに言うくらいかわいいものかも?

ただ、よく見せようとしてもこのデジタル時代、外からの情報はいくらでも手に入る。特にミレニアル世代を中心とした海外への関心の強い層は、旧態依然とした中国の体裁主義や情報統制などに辟易している。母国を客観的に批判的に見つめる習慣のある彼らにはどう映っているのか。

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航空産業は国益に直接関わる産業ではあるし、この飛行機の開発・運用により多くの経済効果や雇用を生み出すことができる。そして、華やかにプレゼンするのも大事。でも、地味でもなんでもいいから、豪快さなど考えず実直に安全面を死守することの方が大切なのでは?

C919は、習近平国家主席がかねてより掲げている『中国の夢』という政策のひとつでもあるので、どかーんと派手に打ち上げなきゃいけないんだろうけど、、、

 

でも、この飛行機が、中国のテキトー主義のイメージを払拭し、汚名返上の第一歩になりますように!

そしてハリボテ見せかけだけではない、安全設計でありますように、、、

中国人≠マナーが悪い

日本へ旅行に来た中国人観光客。

見境なく爆買い、まともに列にすら並ばない、所構わず大声で話し、タバコを吸い、たんを吐き周りへの迷惑など考えない、、、、

そんな光景を見たり聞いたことのある人、いますよね?メディアの影響もあり、以前どこかの統計で日本人のほとんどが中国人に対してマイナスのイメージを持っているというのを見たことがある。その原因のひとつが、目を背けたくなるようなこうした中国人観光客のマナーだろう。

少なくとも、中国へ行く前の時点で僕の中でもこうしたイメージが先行していたし、もしかしたら仲良くなっても騙されてお金を取られるんじゃないかと思ったりもした。まあ、今のところ騙されていませんが!笑
旅行者に限らず、上海で町を歩いて電車に乗って、こうしたマナーに問題のある人・光景は日常茶飯事なのだが、中国に慣れた今でもなお、嫌だなと思う。

この光景がそっくりそのまま日本に場所を移し、見慣れていない日本人が中国人に対して悪い印象を抱くのは必然かもしれない。

けれど、だからと言って中国人皆が皆そうだと言い切るのもどうなのか。


僕らが旅行に行って、一部の日本人のせいで日本人全体のイメージが下がることもある。でも、自分はちゃんとしているのに、それってすごく嫌。中国人だって同じ。


海外旅行へ行く際、地球の歩き方のようなガイドブックや雑誌・ネットで情報を得てそれなりの準備をするけれど、中国でもかなり多くの情報を得ることができる。中国では、以前から日本の物やサービスなど「日式」という表現が使われてとても人気があり幅広く受け入れられているようだ。数多あるメディア媒体からも情報が入ってくるので、特に若い世代は日本的なものをよく知っている。

ギョッとするような人もいるけど、日本人の感覚や日本のマナーを尊重・理解・実践している旅行者も大勢いるにも関わらず、マナーに問題のある人たちが悪目立ちし、良識ある中国人が隠れてしまうということを、声を大にして言いたい。

偉そうにこんなことを言っているけど、実は最近あるニュース記事を読んだのがきっかけ。改めて、マナーのない人が多いのも事実、誤解されている人が多いのも事実なんだなと考えさせられた。


今回紹介したいそのニュース記事がこちら。


マナーが悪い 中国人という先入観
2017/06/30 11:44(東京)
東方新報
【6月30日 東方新報】所かまわずフラッシュをたいて写真撮影。「金は払うから良い席に座らせろ」と主張したり、どこでもたばこをポイ捨てしたり。ブランド品や香水を買いあさる姿に、思わず眉をひそめたくなるような観光客。これはすべて30年ほど前の日本人旅行客のことだ。 
 かつての日本政府が躍起になって日本人旅行客を教育したように、中国政府もマナー改善に力を入れている。2016年8月には、「中国公民文明旅遊公約(中国人旅行客マナー公約)」の改訂版が発表された。内容は一般から募集し、投稿されたものの中から優れた作品が選ばれた。旅行中の様々な場面でのマナーが、親しみやすく簡潔に凝縮されている。
 この5~6年の間に、中国人観光客のマナーは徐々に向上しつつある。そもそも行儀の悪い中国人はごく少数で、マナーの良い中国人は人に迷惑をかけないように旅行しているため目立たない。最近では個人旅行客も増え、純粋に日本の文化を楽しみに来ている旅行客は、きちんと日本のマナーを勉強して来ているし、リピーターも多い。
 ほんの一部のマナーを守らない中国人旅行客による悪いイメージを払拭(ふっしょく)するために、華僑の人たちや留学生らが、SNSなどで自主的に注意喚起を行っているのを目にする機会も多くなってきた。今後、中国人旅行客全体のマナーがさらに向上することを期待したい。(c)東方新報/AFPBB News
※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

まあ、中国人は何しろ人口が多いから、初めての海外旅行で中国の田舎からそのまま何も知らずに外へ出て来てしまったような団体ツアー客が多いのは仕方がない。経済発展のスピードに人が追いついていないのが現実。

だから良いわけではないけど、公共施設の広告でも、CCTVのニュース番組の合間に流れるテレビ広告(ACの広告のような感じ?)でも、マナー向上を図るものが増えている。そして、旅行会社ではツアー参加者に向け海外旅行の心構えを指南するなど、工夫しているそうだ。


ネットで「中国人」「マナー」などと検索してみると、それはそれは世界中のあちこちでの不名誉な出来事ばかりが出てくる。マナーが悪い国民=中国人と思ってしまう構造も無理はない。

やはり日本人として受け入れがたいことも多いし、日本人同士で集まってお酒を飲みながら中国や中国人について文句を言い合うこともある。

とは言っても、日中を結ぶ仕事をする中でそれぞれの国や人の善し悪しを肌で感じるので、中国のことを全て真っ向から否定したり、マイナスの部分だけが伝わるのは残念!

 

そっか、そうだよね。
日本だって昔同じだったんだよね、、、

時間がかかるのは当たり前!

 

嫌は嫌でも、こう思うようにしないきゃなー

このブログをたまたま読んだ人にだけでも、考えるきっかけを共有できたらと思います。

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