ネタの宝庫!中国の空を飛ぶ日本人男性CAのブログ

ふぁんいんでんじー!中国と日本の空を飛ぶ日本人男性客室乗務員です。。中国・CAあるあるから辛口トピックまで発信中~

日本人であること

中国にいる場合、日本人であることのメリットを時々感じる。

以前反日だとかの記事を書いたが、中国人に日本人だと言うと基本的に皆いい反応をしてくれる。

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日本人なの?中国語上手だね、どのくらい勉強してるの?おれ、柯南(名探偵コナンのこと)大好きなんだ!北海道と沖縄ならどっちがいい?粉ミルクはどのブランドがオススメ?ガンダムのフィギュアどこで買える?

などなど、質問責めにあって困るくらい。


一方、欧米人と会う時にもアジア人だけど中国人と違うものや親近感を感じるのか、親しげにこちらもたくさん話しかけてくる。

あくまで、僕の個人的な感覚だけど、日本人であることがプラスに働くことの方がいい。


ただ、ここでひとつ言っておきたいのは、日本人であることをステータスだとか優越感に浸れるものと考えてるわけではないということ!
残念ながら会社の日本人CAや知り合いの中国駐在の人の中には、そのような考えを持っている人もいる。もちろんごく一部。

たしかに中国は発展の勢いはすごいとはいえ、はまだまだあらゆる側面で発展途上国であることは否めない。何と言っても人口が多いわけで、母数が多いのだから中流階級より下の人々が多くなるのは当たり前のこと。

けれど、国籍なんてたまたま授かったもの。たまたま先進国の仲間入りをした今の日本に生まれたからラッキーなものの、時代が違えばどうだったかわからない。プライドや自尊心というのは、自分の努力や経験に由来するものであって、日本パスポートだから上だとかという考えの人をみると恥ずかしい気持ちになる。

 

さらに、日本国籍帰化した人への風当たりも強い。上手いことやって日本人の旦那捕まえて日本国籍取得してちゃっかり強かな女がうんぬん、、、言いたい放題失礼なことを平気で言う低レベルの日本人もいる。一緒にいて恥ずかしいなあ、、、

結婚なんて打算的な部分が少なからずあるのは日本人同士の結婚でも当たり前だし、その人がどんな思いで日本人と結婚して帰化したのか、その過程で経験した葛藤などもう少し考えてもいいと思う。

帰化したい気持ちがあったとしても、自分のバックグラウンドやアイデンティティとの戦いが一生待ってる。親戚になんて言われるか、親兄弟はどう思うか。帰化したところで書類上の話、頑張っても日本人ではなくあくまで帰化した中国人にしかなれないかもしれない。

そもそも、他人が帰化しようが何しようが自分には関係ないわけであって、僕がもし中国人だったら日本国籍取得できたらと思ったかもしれない。


別に中国のことを下に書くつもりも日本を上に書くつもりもないが、日本人であることでラッキーだったこともあれば、それに関連して日本人から嫌な気持ちにさせられることも多い。

放っておけばいいのに、人って勝手なこと言うものだな。

 

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各国CA事情

CAが憧れの仕事と言われるのは、東南アジアの一部など後進国が多いとニュース記事か何かで読んだことがある。

この憧れというのは、日本でいう憧れとは少し異なり、雲の上の存在の手の届かないという意味のものらしい。というのも、後進国においてのCAというのは英語が話せる人、つまり教育水準が高いお金持ちの子女にしかなれない職種だからだという。

とはいっても、東南アジアでは各国でLCCが台頭しているわけで、CAがごく限られた人だけがなるものという見方は変わってきているだろう。

 

一方先進国ではどうなのか?

欧州では、CAは空のお茶くみと揶揄されることがあるほどで、大卒者がなるなんてもったいないとまで言う人もいる。確かに、緊急訓練などの特別な知識を学ぶけれど、安全面以外の普段の仕事内容は基本的にカフェなどと大差ないわけで、これはわかるような気がする。

けれど同時に、CAをサービス業のトップと考える人もいるようだ。例えば、昔からの老舗キャリアのビジネスやファーストクラスを担当する乗務員というのは、非常に洗練されたサービスやユーモアのセンスを持っているだろうし、そうあってほしい。 

 

アメリカではCAは人気がないと聞いたことがあるけど、これはどうなんだろう?

CAの年齢層が高い、おばちゃんおじちゃんばっかり、、、、なんて口コミも読んだことがある笑

ベテランが機内にいるのは大切だけど、ある程度はフレッシュさもほしいのはよくわかる。新人と中堅とベテランとバランスよく機内にいるといいかも。

 

個々の考えだけでなく、国によってイメージが大きく異なるのは面白い。

でもお茶くみと言われるのは腹がたつから、そんなことを言わせないようなイケてる客室乗務員を目指さないと。

 

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言うこと聞いて、、、

僕は中国の航空会社で働いているけれど、中国での航空業界の発展は目を見張るものがあり、飛行機を利用する人も爆発的に増えている。そこで話題になるのが、旅客のマナー。ネット上などで中国人旅行客がたたかれていることはよくあるが、機内でも同じ。

離陸中なり滑走中なり、乗務員も含めてみんな着席していないといけない時間帯があるのは普通の認識だと思う。

だがしかし、その時に事件は起こる!

 

席を立ち上がって、上から荷物を取る人、トイレに行こうとする人。もちろん多くはないが、時々いる。

だいたいは、子ども夫婦や家族に連れられてきたおじいちゃんやおばあちゃん。おそらく飛行機に乗りなれていない人たち。知らないことは仕方ないが、一度アナウンスなどで注意してすぐ座るならいいものの、イノシシのごとくトイレめがけてキャビンをズカズカとやって来る強者も。

息子さん、娘さん、
おたくの親御さんの面倒もう少し見てくれます?

と、こんなことがあると僕は胸の内で(いや、実際に?)ため息をついている日々。そして、中国クルーもお客さんに聞こえそうな声で愚痴っている笑

 

きっとこういうお客さんは、飛行機では色々とルールがあることを分かっていないというか、そのアイディアがないんだと思う。普段バス、電車、長距離鉄道などに乗るのと同じ感覚で、好きな時にトイレに行き、お菓子が食べたければ荷物を取る。

ただ、飛行機に関しては離着陸時や揺れの大きい時、機長がシートベルトサインを付けている間は着席していなければならない。知らないのはいいけれど、危ないからと注意しても言うことを聞かないとは、、、、自由すぎて、あっぱれ!もはやすがすがしいくらい。

 

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お湯、お湯、お湯!

僕は中国の航空会社で働いています。

お湯汲み係として、、、

大きな都市から日本へのフライトだとそうでもないけれど、中国のすこーし田舎から大阪なり東京なりへ飛ぶフライトだとマイ・ベイズ(杯子:中国語でボトルの意味)を持ったお客さんがお湯ちょーだい!ってギャレーに遊びに来る。

すごい人だと2時間足らずのフライトでお代わりしてきたり、、、、どんだけ飲むんだこらー!タダだと思って少しは遠慮しろー!と心の狭い僕は心の中で毒吐いてしまいます笑(いや、実際に口にしてるか)

 

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でも面白いのが、お湯だけ飲む人もいるけれど、多くの人が思い思いのお気に入りのお茶っ葉をボトルに入れていること。

大きいお茶の葉そのまま、まさにお茶!ということもあれば、普通の細かくなっている茶葉(これも色や香り様々)もあるし、茶葉以外によく見るのはクコの実。お湯を入れても特に色もでないけれど、美味しいのかな。香りはあまりないか、少し青臭い感じ、、、でも中国クルーによると、肝機能や循環器系の機能改善にいいとか。

花茶も多い。僕も結構好きでお茶屋さんで買ったものを時々飲む。お店のおばさんの中国語の説明がよくわからなかったけど、パッケージの説明を見ると、お酒を飲んだ後や睡眠にも効果があるらしい。日本でもなじみのあるカモミールも眠れない時に飲むといいらしいけど、根本的に聞く系で同じなのかも。

中国のお湯やお茶の文化は、体を冷やさないようにという昔からの習慣なんだとか。中国クルーもよく飲んでいるし。僕も機内やステイの時に温かいものを飲みたくなるので、サーモスのマイベイズを購入。紅茶、ハーブティー、コーヒー以外にもこれからは中国茶も試してみよう。前から興味あったし。

予期せず中国の会社に採用され大変なことも多い毎日だけれど、違う環境に身を置いて、お湯汲み係をやるのも悪くない。お湯を入れてあげて、ニコニコのおばあちゃんを見るとこちらも笑顔になるし、お茶トークをするのもなんだかのどか。

でも、あまりにもお湯攻撃の多いフライトだとさすがに嫌気がさして疲れる、、、他の飲み物あるのに!笑

 

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おなかペロンおじさん

中国を初めての海外旅行先として選ぶ人は少ないんじゃないかなと思うけど、中国には噛めば噛むほど味が出る、そんな魅力がある笑

個人的に、妙に中国らしさを感じるのが、夏の暑い時期にTシャツのおなかの部分をめくって立派な樽のようなおなかを露出しているおじさん!
中国と言っても上海しかほとんどしらないけど、僕の中では毎年の夏の風景。香港に旅行した時にも見たことあるけど。

まあ、少しくたびれた感じのゆるーいおじさんのだらしなーいおなかを見て心地いいわけではないが、今の日本ではおそらく中々見ることのできない光景で、「あーこれ中国だなー」とアジアの素朴な雰囲気を感じられる。

他のアジアの国にはあんまり行ったことはないけど、中国のちょっとした街角の風景ら東南アジアとか今まさに発展してる国ともはもしかしたら似てるかも。

 

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なんでこういうおじさんが夏になると現れるのかを中国クルーに聞いたら、空調の問題だと言っていた。
現在は空調設備の整った住居が多いが、少し古い住居だとあまり理想的ではないらしい。あるけど壊れて使えない、けれどメンテナンスの会社が機能していないから壊れたままとか、、、、笑

新しいもの買うアイディアはないのかな?でも、暑い季節に少しでも涼しく過ごせるようにというおじさんたちの工夫らしい。ちなみに、時々若者でもいる。

中国で生活して

中国に住む日本人はとても多い。北京、上海、広州、深センなど、主だった大きな都市には日系企業の駐在員およびその家族がが多く住む。

そうした都市に住む分には生活面ではさほど困らない。少々高いけれど、基本的な日用品や食品は日本のものが手に入るし、日本人のやっている居酒屋も多い。毎日あぶらっこい中華を食べなくてもいい(濃い料理は時々食べるから美味しい)。大体日本人の多い地域にスーパーも飲食店も固まっているから便利だ。

言葉の問題がなければ、町は多少汚いけれど(そういうアジアの雑踏が好きな人もいると思うけど)、仏教儒教だと言った教えが生活のあちらこちらにひっそり根付いている点など共通点があるからか、そんなに不便を感じないのかもしれない。けれど、同期や先輩にはフライト中に日本人だからと何かお客さんに言われたことがある人もいる。

2012年頃の尖閣諸島国有化に起因する各地での反日デモの時にはまだ今の会社にいなかったため肌で国同士の軋轢を感じるようなことはなかったが、中国では反日教育があるのも事実。

入社後初めての9月3日の抗日戦勝記念日の前後には念のため外出を控えたりもした。結局心配したようなことはなく、すべて杞憂に終わり普段と変わらない日常ではあったが、地元のテレビでは抗日がテーマのドキュメンタリーなど連日放映されており心地よくはなかった。

けれど、中国人の中には、魚釣島共産党も特に関心がないという人もいる。ある地方都市出身の中国クルーは、「魚釣島なんてこっちに出てきたから人の話題になるのを聞いた、知ってはいたけど地元ではどこか遠くのよくわからない自分には関係のない話と思っていた」と言っていた。

この彼と話をして、国家や政治主導と一般の人の間にはやはり大きな温度差があるし、人によっては反日感情の強い人もいればそうでない人もいるのだなと改めて感じた。反日だが日本の製品は好きな人も多いだろうし。

国家間の問題や歴史認識をめぐり、漠然と日本や日本人への良くないイメージはあるものの、普段の暮らしで実際に出会う日本人や日本のものサービスに触れることに抵抗のない人も多いのではないか。

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個人的には、入社前の段階で中国にいいイメージはあまりなかったし、好きか嫌いと言えば今でも後者かもしれない。日本人である自分にはなかなか受け入れがたい雑で適当なことがあったり、会社や上司とのやり取りでも「ああ、これが後進国なのか」とうんざりすることも正直ある。けれど、そうした大きなまとまりでの中国に対する考えと日常での考えは少し別のこと。

中国にきて、中国の文化に触れ、中国人と接して、この国の人の素朴さや大らかさ、一見すると不愛想だけど少し話をしただけで懐に飛び込んでくるような無邪気で人情味に篤いところは素晴らしいと思う。逆に日本のメディアでは悪い姿ばかりが取り上げられているのは、とてもお粗末で滑稽だし、公正を常とすべきメディアとして恥ずかしくないのかと苦言も呈したくなる。常識や国際的なスタンダードに欠ける中国人の珍事は僕も好まないけれど、、、

お隣さんだからこそ国家としての難しい問題は多いが、せめて個々人の間ではお互い歩み寄れたらいいのに。

国内での男性CAの採用

他の国の事情は置いておいて、日本では、CA=女性の憧れの仕事。そんな女性だらけの業界に男性として飛び込んだ僕だが、日本人で男性で客室乗務員をしている人ってどのくらいいるんだろう、、、、?とふと思う。

CA受験時代、国内大手はどちらもCA専門職として男性を採用しないスタンスと知った時は大きなショックだった。確かに、利用したときに男性をお見かけしたことはないかも?男女雇用機会均等法だとか、女性の人権だとか、女性にフォーカスされた活動の多い昨今だが、男性に対してCAへの門戸が開かれていないというこの状況もどうなんだろうと。その逆もしかりで、意欲も能力もあるが女性だからと厳しい立場に置かれてしまう人もいるだろう。

とはいえ、職業と性別の関係はなかなか面白い。適正だとかを除いて、性別で大きく分かれる職業もある。看護師なんて以前は女性がメインで看護婦と言われていたわけだし。今は差別用語なのかな。

航空業界で言えば、女性ばかりのCAとは反対に運航乗務員は圧倒的に男性が多い。女性機長は女性だからという理由もあってか、会社のプレスリリースに載ったり、広告に起用されたり、イベント・チャーター便への乗務担当になったりと話題性が高いのも事実。やはり少ないから珍しいのだろうか。

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 男性CAの話にもどるが、日系大手にも男性CAはゼロではない。彼らは総合職の方々で一時的に客室部に在籍しているのだという。よって、実質ANAJALもCAを目指す男性が受ける会社ではない。この国際化社会において女性のみを採るというのはどういう事情なのか不思議。

現在、国内でCA採用をする航空会社は30社弱はあるが、男性を採用している会社はそのうち実に8社。以下に挙げるLCC各社と新興航空会社と呼ばれる数社のみという現実。

スカイマークスターフライヤー、エアドゥ、ソラシドエア

ピーチ、バニラ、ジェットスター、スプリングジャパン

 

受けられる会社が限られるということは、その後のキャリア展望や得られる環境も限られてしまうということ。

性別関係なく、多くの人がなりたい職業を見つけ、そこで活躍するというのは素晴らしいこと。日系大手には、ぜひとも男性へも扉を開いてもらいたい。もっと国際的なスタンダードのある会社になりますように。