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端午の節句のひとりごと

もう少し先の話になるが、こどもの日に合わせて毎年恒例となったJALのこいのぼりフライトなるものをご存じだろうか?フライト運航に関わるすべての業務を男性スタッフが担当するというもの。いろんな事考えるんだなあと関心もするが、客寄せの広告、企業イメージアップじゃないかとついつい天邪鬼になってしまう。実は、僕は以前からこの取り組みに関していい気がしない。

客室乗務員も男性のみで固めるというが、これこそ僕が引っかかっているところ。実際に働いてい立場からすると複雑だ。(面白い取り組みとだけ思えばいいものを、、、僕は素直じゃないんです笑)

というのも、JALだけでなくANAにも、厳密に言うと男性客室乗務員はいないからだ。大手二社において、日本ベースの客室職に就いている日本人男性の方というのは、いわゆるエリートコースである総合職入社。部門転換の一環で二年程度の期間乗務するということらしい。つまり、一時期体験だ。
一方、僕のような男性は、他の女性と同じく乗務のみ行う専門職だ。自社養成運航乗務員でも総合職でもなく、ピンポイントで客室乗務員の募集に応募し採用されているから彼らとは全く事情が異なる。

国内外他社に後れを取り、現段階では男性を採用しないスタンスでありながら、「CAも全員男性が務めます?何がこいのぼりフライトだよ」と言いたくなってしまう。要は、いいイメージを持たせる要素として男性客室乗務員を利用しているのに、現実としてその専門職の門戸を男性へ開いていないことへの文句である。ひがみというのか。

 

こいのぼりフライトとは別の話だが、かれこれ5年くらい前にANAの男性客室乗務員のインタビューをテレビで見たことがある。「女性の職業というイメージが強い客室乗務員ですが、このように男性も活躍されているんですね」とった締めで終わっていた。ANAでの男性客室乗務員の事情の説明もなしに。

「(当時から)男性を採用する会社を取材するでもなく、女性のみ採用の時代錯誤している会社を取材して何を言っているんだと。取材したやつ出てこい!正しく事情を理解して説明しろ」と、ここでも文句を言いたくなった。


エアライン受験を始めた当初はもちろんANAJALも受けましたよ。何にも知らずに。一応書類は通るし、面接も進むんだけれど、途中敗退。まあ、本当にいい人材であれば採用するのかもしれないから、僕に実力がなかっただけのことと考えればいいのかもしれない。けれど、内部のいくつかの職種の人からの話や航空業界専門の書籍、エアラインスクールのスタッフ等からの情報だと、やはり実態として男性を採用するつもりはないのだという。

やっぱり面白くない。なりたい!と思っているのに、その業界のトップ二社が男性採らないって、、、、そんなことある?採用もしないのに、なんでイベントやテレビでは人々にプラスのイメージを持たせる役割になってるんだ?本当に不愉快。


現時点で乗務している人は客室乗務員であることに変わりないが、やはり大手での彼らはCA志望の男性客室乗務員ではない。期間限定でちょろっとある意味「お客さん」としてCA体験をしているにすぎない。語弊があるかもしれないが、実態はそうだ。訓練を受けて先輩から教わり、育ててきたのに時期が来ればいなくなる。何度も言うが、元々は会社の基幹を担う仕事をする人たちであって、僕らとは基本的に異なる。

彼らに対して不満があるのではない。むしろ、会社こそ違えど同じ業界で頑張っている同志であり、数年単位で仕事内容が大きく変わってしまうのも大変だろうしお疲れ様ですと労いの気持ちすら湧く。人そのものには全く不満を感じていない。両社で現在乗務に励む男性にお会いしたいくらいだ。

ただ、業界を担う大きな会社が僕をはじめとする客室乗務員を目指す男性へ機会を与えていないこと、ことにJALにおいては男性客室乗務員を利用している側面があるにも関わらずだ、そして説明が足りず事実を伝えて切れていないテレビ局、あたかもANAでは男性を積極採用しているかのように説明されていること、これに腹が立ってしまう。

そんなこんなで、毎年こいのぼりフライトが行われると色々感じるところがあり、嫌な気分になってひとりくさっている。

 

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