苦ルーライフ

正直、実際にこの仕事につくまでこんなに地味でキツいんだと思ったことはなかった。

ある程度は現実と理想との違いを考えはしていたけど、
想像よりハード。

クルー、フライト先、季節やその日の気象条件など毎回変わるし、お客さんも常に違う。いつも通りのフライト、同じようなフライトはあっても、全く同じフライトなど一度たりともない。

僕の場合は時差のほとんどない乗務スタイルではあるけれど、それでも不規則なシフトワークで毎回出勤退勤時間が違うのは慣れるまで思った以上に大変だった。日帰り便の時とステイパターンの時でも色々変わってくるし。


慣れた今でもやはり大変なのは、
「毎回知らない人と仕事をする」ということ。

気を使わなくても済むメンバーの時もあるけど、基本的にはやはりとても気を使う、、、
以前一緒にフライトしたクルーとかぶることがないわけではないが、基本的にはフライトの度に同僚が変わってしまうから。外人クルーだからという意味もあるが、そうでなくとも初顔合わせだとそれなりに緊張感がある。


お互いの性格ややり方を探りながら、乗務歴の長い厳しそうな先輩の言うことはYESマンになって従う。前のキャビンで飛ぶ時には、キャプテンにコーヒーなど差し入れをして機嫌をとりつつ(癖のあるキャプテンほど面倒なものはない)、責任者であるパーサーの顔色はじっくりうかがう。
仕事がひと段落しても、休んでる印象にならないように怖い先輩やパーサーがいる前で(さっきもしたばかりなのに)トイレ掃除してみたり、、、笑

ボロが出ないように自分の今後のためにも身を守りつつ、
要所要所で仕事ぶりを(作ってでも笑)アピールするのが大事!

全然お互いのことを知らないのに、どうにか意思疎通を図って効率よく無駄のないパフォーマンスでお客さんにサービスを提供するというのは、よく考えれば変な働き方。



あとは、やはりお客さんとの関わりが一番大変!
まあ、これが仕事なんだけど、、、、

問題行動を起こす人、
無理難題を吹っかけてくる人、
フライト中のルールを守ってくれない人、

必ず一人くらいは手強いお客さんがいる。一方で、とても紳士的なお客さんや心意気の素晴らしいカッコいいお客さんもいる。
特に中国のお客さんというのは珍プレー大賞をあげたくなるほどぶっ飛んでいる人が多くて面白い。

お客さんというのは、クルーに喜怒哀楽をもたらす存在であるから、大変なこと・嫌なことがありつつも彼らのおかげで僕らの仕事は刺激的にもなる。学ぶことも多いし。

客室乗務員の仕事が飽きないのは(少なくとも今の所は)、いつも通りの変わりない同じようなフライトに見えても、毎度違うチーム・違うお客さんに接する仕事で、その中に新たなネタを発見できるからなのかもしれない。

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