ネタの宝庫!中国の空を飛ぶ日本人男性CAのブログ

ふぁんいんでんじー!中国と日本の空を飛ぶ日本人男性客室乗務員です。。中国・CAあるあるから辛口トピックまで発信中

マオタンの話

マオタンというのは毛毯と書き、中国語で毛布のことを言う。

ある日のフライトで、毛布が汚れていたため変えてほしいと日本のお客さんからリクエストがあった。飛行機で配られる毛布が汚れてるなんて??と思うかもしれない。

だが、飛行機は一日に何本もフライトを飛ぶ。国内線のみならず、国際線であっても近距離ならば、午前中・昼・夕方・深夜それぞれの時間帯で往復、合計8フライトくらい飛ぶこともある。

そして、ひとつの飛行機に搭載される毛布は基本的にその日一日中全てのフライトで使う。(長距離線での小包装になっているものはこの限りではないが)そのため、知りたくない事実かもしれないけど、一本目のフライト以降は全て使い回しになる。

見た目は綺麗でも実は汚いかもしれない。


そして、中国のお客さんは食事の取り方が非常にワイルドな方が多いので食べこぼしが付いていることは日常茶飯事!笑

それゆえ、我が社をはじめとしておそらく中国系航空会社のマオタンは日本の空と比べると汚れている可能性が大なのです、、、

こういうとイメージが悪くなるかもしれないけど、中国では割と豪快に勢いよく食べることが良しとされているのか?

静かに音も立てず、細かい作法に注意しながらお米の一粒まで大切にいただく日本の感覚とはまた違うので、食べ方が汚いなどと思わずに(いつまでたっても慣れないけども)これも文化として受け止めるしかないのかなと。

 

さてさて、汚れていたマオタンとはいえ、これはこちらで気づいてどこかでのタイミングで予め除けておくべきところ見落としてお客さんに渡してしまったので、完全にこちらの落ち度。

改めて綺麗な毛布をお客さんの元へ届けるはずが、、、女の子の中国クルーが、折り目も合わせず適当に畳んだ毛布を仕上げにくるくるくる、寝袋みたいにして渡しに行くではないですか!

しかも、無言で「んっ!」と後ろから。

 

いやいやいや、不愛想すぎだろ!友達に毛布渡すんじゃないって!お客様の毛布!

しかも一度汚れが付いたままのものを気付かずに渡すという粗相があったにもかかわらず、、、

それに、お客様になにか物を渡す時は、きちんとお客様と対面してお顔が見えるよう体の向きを変えてからでしょうが!!!

 

やれやれやれ、、、

幸いこのお客さんは、中国とはどんなものなのか、この適当な感覚をよく分かってらっしゃる方で、僕が気づいて失礼しましたと声をかけたところ、「いいよいいよ、ハッハッハ〜お兄さんも大変だね〜ははは〜毛布ありがとう!」と言って下さったのでホッとしましたが。

 

そう、大変なんです!

中国で中国人に囲まれて日本人として日本人へサービスするのって!

今日も明日もめげずに尻拭いに精を出します、、、

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まあ、逆に日本人の僕らを助けてくれることもあるのでお互い様なんですけどね。