ネタの宝庫!中国の空を飛ぶ日本人男性CAのブログ

ふぁんいんでんじー!中国と日本の空を飛ぶ日本人男性客室乗務員です。。中国・CAあるあるから辛口トピックまで発信中

眠りの達人

えー、わたくしのような青二才ひよこCAが、採用試験だのCA論だの語るなんて100年早いのは承知の上ですが、時々CA受験に関する記事も書いていこうと思っています。

受験に正解も不正解もないし、この仕事や生活についても十人十色。なかなか言葉にするのは難しいけれど、受験中に描いていた事と飛び始めてから感じる事というのは、かなりのギャップ・カルチャーショックがある。でも、意外に「あれ?なーんだこんなもんか」という発見もあったり。

 

ふとした時に思いつくCAに向いている人について!まずはじめに思いつく何よりも大切だと思うのが、「どこでもすぐに寝れる人」!笑

受験にすぐに役に立つような事柄ではないけれど、全然眠れない人で客室乗務員になりたい人(もしくは眠れない現役さん)は、きちんと睡眠を確保する環境つくりとか、夜すんなり眠れるような生活習慣を身に着けるとか、一度見直してみるのもいいかと。


なぜ寝れることが大切なのかと言えば、他の仕事以上に睡眠のコントロールや体調管理が客室乗務員には不可欠だから。当たり前だけど航空会社は交通機関なので、その運航を担う乗務員の体調管理は何を差し置いても重要。安全にも直結しますし!まあ、客室乗務員というのは、実際は慢性的な寝不足なんですけどね、、、笑

どんなフライトスケジュールなのかは各社様々だけど、短距離長距離どちらもあったり、時差があったり、超早朝便や深夜便(翌朝帰り)があったり、どんなエアラインでも共通するのは、[客室乗務員]=[不規則なシフト制肉体労働]という点。ステイの時にはホテルを利用するから、少し環境が違うだけで熟睡できないような神経質な人にも不向きな仕事かも。

好きでないとやってられないし、僕は人にはお勧めしません。

 

実際の機内での仕事においては無駄な時間を省き効率よく動くとか、他のクルーとの意思疎通や呼吸を大切にしたりとか、いろんな工夫があるけど、それ以前にフライトをこなすという乗務員の生活面全体では、いかに体の負担を減らすかという意識が大切なんだと思う。「休むことも仕事のうち」と訓練中に教官に教わったけど、飛べば飛ぶほど、疲れれば疲れるほど、その意味がよくわかる。なるほど!

長距離国際線の機材には、クルーが交代で乗務するためクルー用の仮眠スペースが備えられているが、短中距離専用の機材だとそうしたスペースはない、ギャレーのクルー用シートに座って軽く休憩する程度。往復の間の時間を利用して30分くらい仮眠をとることもあるけど、実際には本当に寝ていなくとも、目を閉じてゆっくりするだけでもそのあとの疲れがやっぱり違う。また、フライトの時は会社と空港まではクルーバスが手配され、このバス移動の短い時間も貴重な時間だ。

 

僕の場合、フライトの前の日にはゆっくりして体も準備しようとしても、実際はなかなか眠れない事が多い。翌日がどんな時間の出勤であってもそれに合わせて前日にちゃんと寝れる同僚や友人がうらやましい。

寝れない人はなおさら、ちょっとした隙間時間であっても仮眠を取るなり、目をつむるなりして体を休めないと!!だから、子供のころから友達とのお泊り会や修学旅行ですぐに寝れる子がいたけど、今思えば客室乗務員に向いているタイプの人かも??それか、夜勤のあるホテルとか病院とかも?

 

いつでもどこでも寝れる人って、この仕事をする上ではとても活きる特技なんだなと仕事をしながら実感する日々です。

寝ることならだれにも負けない達人、眠り姫?眠り王子?ぜひ空へ!